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| 歯のホワイトニングについて考える |
審美歯科の中にホワイトニングという分野があります。
歯の漂白を施術する上で歯の構造を理解する必要があります。
歯の構造はその最表層にエナメル質という硬い組織で覆われ、その中に黄褐色の象牙質がありその中に歯髄があります。
エナメル質はほとんどが無機質でできていますが、わずかに有機質の部分があります。
その有機質が次第に着色していきます。
また、エナメル質は次第に磨り減って薄くなるため、中にある象牙質の色が次第に目立つようになります。
そのため、年齢を重なれと歯が黄ばんでくることになります。
ホワイトニングをすることでエナメル質の中にある有機物は漂白され白くなります。
しかし、象牙質までは漂白されないと考えられています。
また、いくら歯の表面の汚れを落としても、自分の歯は黄色いと思われている方は、遺伝的に歯が黄ばんでいる方もいます。 また、歯を強打すると神経が死ぬ事があります。
その場合も次第に歯が変色してきます。 虫歯が大きくなって神経を抜いた場合にも歯は変色します。 いずれの場合にもホワイトニングで歯を白く出来ます。
【ポイント1】
以上より推察できると思いますが、エナメル質の厚さによりホワイトニングの結果は左右されると言うことができます。
エナメル質が薄い歯頚部(歯茎に近い所)に強い変色があるとなかなか白くすることは難しいことになります。
また、人種間でもエナメル質の厚みに差があります。
日本人は白人に比べてエナメル質が薄いため、歯の黄ばみを白くしていくことはやや難しいと言わざるをえません。
また性別でもエナメル質の厚さに差があります。
もちろん男性の方が厚い訳です。
また、歯の種類においても差があります。
例えば犬歯は側切歯(犬はの隣の歯)に比べるとエナメル質は厚いのでより簡単に効果的にホワイトニングが出来ます。
【ポイント2】
子供の時は神経の入っている部分(歯髄腔 )が大きく、相対的にエナメル質、象牙室の厚みが少ないためにホワイトニングには向きません。18歳ころから行うのがよいとされています。
審美歯科ではホワイトニングや歯冠補綴、矯正歯科治療によりお口の審美性の改善を図ります。
【注意点】
歯科医院ど行うホワイトニング治療以外でホワイトニングとうたっているものにはエナメル質の中の有機質を漂白する効果は全くなく、歯の表面の汚れだけを落とすだけのものが通販で売られているのをよく目にしますが、お薦め出来ません。
また、海外には様々なホワイトニンググッズが氾濫していますが、個人輸入する形で入手することが出来ますが粗雑品もあるためあまりお勧めできません。
歯科医院で提供されるワイトニングは医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあります。
1.オフィスホワイトニング時の痛みについて
@痛みの出やすい個所は歯の切縁部がすり減っていて象牙質が露出している場合。
A歯茎が下がって根っこが露出していたり、くさび状にすり減ってしまっている場合。
B歯に亀裂が入っていたり、虫歯がある場合。
以上の3点が考えられます。いずれの場合にもガムダム(レジン製の保護材)で問題の部位をカバーしてホワイトニングを行いますので、施術中の痛みはほとんど起こらないのが普通です。しかも念のため、施術30分ほど前に痛み止めを飲んでもらいますからますます安心して治療が受けられます。
2.ホームホワイトニング時の痛みについて
オフィスホワイトニングと同様の部位に痛みが起こります。
痛みの性質として歯が浮いた様な感じになる。歯が冷たいものにしみるといった症状になります。
ホームホワイトニングの薬剤は一般的に10〜20%の過酸化尿素の入っているジェルを使用します。10%のジェルを使用した場合には歯に上記の様な問題があったとしても痛みなどの不快症状はほぼ100%の方で出る事はありません。
詳しくはホームホワイトニング中の知覚過敏をご覧ください。
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